補償されないとき


人身傷害補償保険は、主に保険を契約している側に発生した人身上の損害をカバーするための保険であり、万が一事故によってケガや死亡などの損害をこうむった場合には、原則としてその実費に相当する金額が保険金として支払われることになっています。
しかしながら、例外的に保険金が支払われないケースというものも存在し、これらは保険約款の上では「免責事故」と呼ばれています。例えば、故意または重大な過失による事故や、犯罪行為によって生じた損害です。保険金詐欺目的でわざと事故を起こした場合や、無免許運転や酒気帯び、薬物使用による異常な精神状態のもとで運転した場合などがこれに該当します。自殺やケンカを原因としている場合、他人の自動車を正当な許可を得ないで運転中に事故を起こした場合なども同様です。地震や噴火、津波などの自然災害、放射能汚染、その他戦争や反乱・暴動などが原因となっているものも、保険金支払いの対象外となっています。
また、保険の契約にあたっては、契約者の年齢・収入や扶養家族の人数などに基づいて、あらかじめ保険金額と呼ばれるものを設定しているため、実際の損害額が保険金額を超えてしまった場合には、その超えた部分については支払われません。

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